あなたが会社をブラックにしてる!? 悪気はなくても「迷惑な仕事のしかた」

ビジネス

一生懸命仕事をしているのに、なぜか周りからの風当たりが強い。「あれれ?なんで?」と感じたことありませんか?

以前にインターネットで「上司が帰れと言ってもタイムカードを切って残業する。会社をブラック化する新人に困惑している」というニュースが話題になりました。

自分の意識と周りの評価にギャップを感じている人は、悪気はなくても周りが「迷惑」と感じるような仕事の仕方している可能性があるかもしれません。

迷惑!と思う同僚ってどんな人?

「いやいや仕事は大好きだし、人一倍働いている。周りに迷惑なんてかけてない。」と自分の価値観を相手に押し付けてしまう人は要注意です。

自分が考える“迷惑”と他人が感じる“迷惑”には微妙に温度差があるもの。ミドルの転職・ユーザーアンケート『一緒に働きたい人』によれば、同僚に感じている不満第1位は、「仕事ができない」とのこと。

納得の結果ですが、意外なことによかれと思ってやっているにも関わらず“出来ない・面倒な人”と思われている場合があるようです。

キャパ以上の仕事をやみくもに頑張る人

忙しのに、仕事を振られて、仕事を断らない人っていますよね?限界に挑戦するマインドは賞賛に値すると思いますが、一緒に働く人にとっては、比較的迷惑な人と認定されるでしょう。

仕事は基本チームワーク。自分ひとりで完結しませんので、ひとりの工程が遅れると、すべての計画が狂ってきます。上司も忙しいので、個々人の能力や今抱えている仕事の分量など、深く考えずアサインしてきます。

ぎりぎりの期限まで、頑張った挙句、仕上げられなかったなどは、最悪のパターンです。特に新人や転職したばかりの人は、新しい仕事を与えられて、「期待に応えたい」、「手伝ってほしいといいづらい」という気持ちもあると思いますが、「これはちょっと・・」と思った時点で、先輩や上司に相談してみましょう。

この場合、「○○の仕事が手一杯で出来ません」というと角が立ちますので、「○○の仕事を○○までにやらないといけないのですが、どういった手順が良いでしょうか?教えていただけませんか? 間に合わずにみんなに迷惑をかけないか心配です」など相手目線の話し方を心がけましょう。

事前に教えを乞うておくことが大事です。

報告・相談・連絡をしない人

同調査では、部下への不満として、「報告・相談・連絡をしない」が第1位になりました。

忙しい上司だったりすると、気軽に相談することがためらわれる場合もありますよね。とはいえ、いきなり深刻なミスや緊急事態を報告しては、上司に不信感を与えてしまいます。

まずは、喜んでもらえそうな簡単な案件を日頃から、報告、相談し、気負いなく話せる関係を築くことが大切です。

一方、同僚で、仕事をひとりで抱えてしまって、その人以外進捗状況がわからないという場合もあります。

このタイプは、周りがいろいろ言っても仕事のスタイルを変えない場合が多いようです。迷惑をかけたくないという一心からなのかもしれませんが、チームで仕事をしていれば、お互い協力し合って進めていくものです。

他人は自分のことは興味がないだろうと決めつけるのではなく、仕事や近況など、折に触れて報告してみましょう。

あまり自分の状況を話したがらない人には、軽い雑談などから情報を収集するなど、周りと協力してフォローしましょう。

指示に従わない人

こだわりがあるのかもしれませんが、「こうしてね」とお願いしてもその通りにやってくれない人や、自分の好きな仕事を優先的にやろうとする人は、面と向かっては何もいわれませんが、「・・使えないやつ」と思われていること間違いなしです。

電話が鳴りまくっているのに、のんびりとコピーしていたり、締切が迫っている処理を後回しにして帰ってしまったり。優先順位をつけられない人は“出来ない”認定されてしまいますので、気を付けたいですね。

まとめ

以上、職場で面倒と思われる人についてお伝えしました。今回の調査から、浮かび上がってくるのは“仕事が出来ない・面倒な人”とは“自分本位な振る舞いをする人”という意味合いを多く含んでいるようです。

自分の仕事を頑張るだけでなく、みんなが気持ち良く仕事ができるような気遣いのある人を目指したいですね。

 

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