この話題を振れ!zoom飲み会の人気者に?!失敗しない男のコミュニケーション

コミュニケーション

最近はやりのリモート飲み会。職場で誘われるけど、ぶっちゃけ、職場の人間関係は、悩みのタネ。コミュニケーションは重要とわかっていても、仕事の話ばかりではうんざりしてしまいます。

かといって、様々な年代のいる職場では、共通の話題を見つけるのも一苦労。当たりさわりのない話題を振って、つまらない人と思われるくらいなら、適当に相槌をうっておくだけにしておこうなどと消極的に過ごしていないでしょうか?

話題の中心になるには特別な体験が必要?

職場で話題を振るとき、何を目的にしていますか?大抵は、場を盛り上げようとか、雰囲気を良くしたいなどではないでしょうか。

そういったとき、どうしても、特別な話題を取り上げてしまいがちです。例えば、多くの人が興味を持つ流行りの話題、例えば、インスタ映えするグルメや、旅行、人気のレジャースポットの特別な自分の体験談などです。

ところが、このようなリア充なテーマは、意外に盛り上がらないという研究結果があるのをご存じでしょうか?

面白い体験を聞くと人は疎外感を感じる?

ダニエル・ギルバート氏の研究によれば、68人を対象に、4つのグループに分け、実験を行いました。各グループのうち一人が、代表として動画見ます。

一人は、評価の高い面白い動画、それ以外の三人の代表はつまらない動画を見てもらいます。その後、グループ全員で集まり、見た動画について話し合ってもらいます。

一般的には、おもしろい動画を見たほうが、盛り上がるのでは? と予想しますが、実際は、つまらない動画を見たグループのほうが、盛り上がったという結果に。

さらに、面白い動画を話題にした人に対して、むしろ、残りの人達は、疎外感を感じたり、感じが悪いという印象を受けていました。

盛り上がるコツは「共通の話題」

ところで、なぜ、あれほど、職場では同僚の悪口で盛り上がるだろうか? と考えたことはありませんか? 悪口など、話していても面白くないし、聞いていても楽しくない。

しかし、悪口で盛り上がっている最中に、正義感から「やめたほうがいい」だの、「つまらない」だのといったり、態度で示してしまうと、それは、「私は、あなたたちと違う」と主張することに。

人間関係の基本は、類似性です。そのため、特別な体験や話題は、聞いている人達に疎外感を与え、自分達とは、異なる人という認識を持つようになるのです。

また、それは、あまり良い印象を持たれず、積み重なれば、社会的なコスト(煙たがられるとなど)にまで発展する可能性があります。

 

誰でも参加できる平凡な話題を提供しよう!

鉄板な話題は、お天気でしょう。若い頃は、何故大人は、天気の話などするのだろう? と不思議でしたが、深淵な理由があったのです。似たような例として「スポーツ」も良さそうです。

ばかばかしいと思わず、積極的に、今日の天気(紫外線情報や、温度、降雨予想)について語りましょう。また、女性が多い職場であれば、ダイエットの話題などもいいでしょう。

盛り上がること間違いありません。その他、コンビニのおすすめ商品や新商品(これが美味しいなど)、など他愛のない話題をするほうが、人気者になれます。これは、ある意味、嫉妬心や競争心を煽らない「安心できる人」として、ブログやSNSの投稿にも共通するかもしれません。

以上、職場の失敗しない話題を紹介したがいかがでしょうか? つい面白い話題や特別な体験を話したくなるが、それは、同じ様な体験をしたことがある人達と盛り上がりましょう。

間違っても、職場では話題にしてはいけない。リア充自慢と取られて、あなたの話題で、陰で盛り上がってしまう危険大です。

【参考】

『 Trying to share our ‘epic’ moments may leave us feeling left out』

※ 『The Unforeseen Costs of Extraordinary Experience』

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