夏は、オフィスの冷房による冷えや、水分の摂り過ぎで、代謝が悪くなりむくみやすい季節です。飲みすぎた翌日など、顔がパンパンになるなど、むくみに悩む人も多いのではないでしょうか。
たかがむくみと侮るなかれ。むくみをそのままにしておくと、水分や老廃物が排出されずに溜まり、脂肪になってしまう可能性もあります。顔のむくみがそのままたるみに発展する可能性も!
夏は、飲料を摂取する機会が多い季節。そこで、今回は、むくみに効果があるとされるハトムギ茶についてご紹介しましょう。
毎日飲むドリンクは緑茶かコーヒーが多数派
グリコ乳業株式会社が、20代~60代の男女1,000人を対象に、好きな飲み物やよく飲む飲み物について調査したところ、好きな飲み物は『緑茶』(55.2%)、『カフェオーレ』(43.5%)、『ブラックコーヒー』(42.9%)の順となり、毎日飲む飲み物は『緑茶』(34.9%)、『ブラックコーヒー』(29.4%)、『ミネラルウォーター』(25.0%)の順に。
職場で、毎日飲む飲み物は、ペットボトルのお茶やコーヒーもしくは、ミネラルウオーター、という人も多いのではないでしょうか?
麦茶はなぜ「夏」に飲む?
『麦茶』といえば、夏の定番の飲み物というイメージがあります。
日本の麦は、収穫時期が6月頃のため、旬の食材として、『夏』の飲み物となったという説が一般的でしたが、カゴメ総合研究所が発表した研究によると、麦茶の香ばしい匂いの成分であるアルキルピラジンが血液流動性向上(サラサラ)効果があり、動脈硬化や熱中症などの予防に適しているというこことがわかってきています。
夏ぴったりの飲み物ですね。ンビニでも各種PBブランドのものがありますので、手軽に購入できるというメリットもあります。コこの時期には、緑茶やコーヒーを選ぶなら麦茶のほうがおすすめです。
むくみには「麦茶」ではなく「ハトムギ茶」がおすすめ!
麦茶も夏に良い飲み物ですが、さらにおすすめの飲み物がハトムギ茶です。実は麦茶とハトムギ茶は、別物なんです。
麦茶は、大麦、ハトムギ茶はハトムギ(イネ科ジュズダマ属の穀物)を焙煎して出来たものです。麦茶も血流を良くし、老廃物を排出する働きがありますので、むくみにも多少効果はあります。
しかし、ハトムギは、生薬で別名『ヨクイニン』と呼ばれ、薬としても使用されています。ビタミンB群が多く含まれており、体の余分な水分を排出し、全身の水の流れを良くし、肌の再生や新陳代謝を促します。
そのため、イボ、シミ、ニキビ、アトピーなどお肌の改善、美肌にも効果があるといわれています。むくみやすい人は、体質的にイボが出来やすい場合があるため、保険適用のイボの治療として、ヨクイニンを処方してもらうことも可能です。
まとめ
むくみには、ハトムギ茶が効果的ということをおわかりいただけたでしょうか?毎日、お茶で、飲むのがお勧めです。
パック茶を購入し、自宅で煮出すか、手軽にむくみや美肌の効果を充分に得たいという方は、ヨクイニン錠として、錠剤が製薬メーカーから販売されていますので、錠剤を購入してみてもいいでしょう。また、少々割高ですが、ペットボトルで伊藤園 「伝承の健康茶 はと麦茶」も販売されています。
一番のおすすめは、ティーパックタイプのハトムギ茶を購入して、急須で飲むか、やかんで煮出して、冷蔵庫でストックしておき、家族で飲むというのが経済的です。最近は環境に配慮し、ペットボトルではなく、マイボトル持参の男性も増えていますので、節約のために会社に持っていくというのもありかも(ちょっと重そうですけど)。
今年の夏は、むくみしらずで過ごしたいですね!
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【参考】
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