GWを過ぎると、すっかり夏の気配です。気温が高くなるにしたがって、気になってくるのが頭皮のベタつきや匂い。
毎日洗髪しても、どうしても気になる…という方におすすめの洗髪方法とシャンプーをご紹介しましょう。
なぜ頭皮がベタつく?
頭皮がベタつく原因は主に以下の3つになります。
1、皮脂の出すぎによって、常在菌が過剰に繁殖している。
2、地肌に汚れが残っている。
3、生活習慣によるもの(ホルモンバランス・ストレス・食生活など)。
常在菌が過剰に繁殖するのは、洗い過ぎや、皮脂の減少による乾燥です。人によっては頭皮が乾燥してしまう場合もあれば、逆に肌が自分を守ろうとして余計に皮脂をたくさん出してしまう場合もあります。
この場合、常在菌は皮脂を餌にし、増えていきます。そうすると、頭皮のベタつきやニオイが起こる原因となります
まずは正しく洗髪
ベタつきや匂いが気になる人は、おそらくマメに洗髪をしている人でしょう。そのため、洗髪の頻度ではなく、洗髪の方法に問題があるかもしれません。
激しく洗髪しすぎると常在菌が過剰にでてしまう可能性がありますし、きちんと汚れが落とせていないと、皮脂腺が多い頭皮は、毛穴に皮脂が残ることでかゆみや抜け毛の原因になる場合もあります。
洗髪方法
- まずはブラシで髪をとかし、髪のもつれと汚れを落としましょう。髪をとかす際地肌を傷つけないようにやさしくブラシしてください。
- お湯でしっかり流します。お湯で地肌を洗うことで汚れはかなり落ちます。
- シャンプーを手のひらで泡立て、地肌に伸ばします。
生え際からてっぺんに向かって指の腹で頭皮全体を洗います。この時しっかり泡立てることで髪のダメージを減らすことができます。爪を立てたり、必要以上に強く頭皮をこすらないようにしましょう。- お湯でしっかり流しましょう。
- 洗髪後しっかりと乾かしましょう。生乾きのままだと菌が繁殖して匂いの原因になります。
参考:公益社団法人日本毛髪科学協会
おすすめのシャンプー
正しく洗髪しているけど、まだまだ気になるという人は、シャンプーが自分にあっていないのかもしれません。
最近は化学物質を含んだシャンプー剤は頭皮によくないという噂もあり、シャンプーを使わずお湯だけで髪を洗う「湯シャン・ノープー(ノーシャンプーの略)」生活をしている人も。
頻繁に洗髪する人は、シャンプー剤をお湯で薄めて使用したり頭皮に優しいシャンプーに変えるなどしてみてもいいかもしれません。
市販のシャンプーの洗浄力はそれなりにありますので、シャンプーは高額なものではなく、一般的なもので十分でしょう。
育毛・養毛目的で高額なシャンプー・リンスをラインで揃えるよりも、洗髪後に効能のはっきりした育毛剤など塗布するほうが、費用対効果が高いのではないでしょうか。
炭酸シャンプーの効果
炭酸シャンプーは、炭酸が頭皮の汚れを落とし、また血行を促し、清潔で健康な頭皮にすると人気の商品です。
炭酸の細かい気泡には、頭皮の毛穴に詰まった汚れや、不純物を取り除いてくれる洗浄効果があります。また、皮の毛穴に詰まった皮脂を落とすことで。ニオイ対策にもなります。
ヘアケア用品で『炭酸シャンプー』という商品ジャンルもありますので、そちらを購入してもいいでしょうし、実際、炭酸シャンプーが自分に合うか試してみたいという方は、自分でも炭酸シャンプーを手軽に作ることも可能です。
手作り炭酸シャンプー
用意するものは飲料用の炭酸水です。500ml で60円位の安いものをスーパーで購入しましょう。先ほどお伝えした洗髪方法の②のお湯を炭酸水に替えしっかり洗います。
50mlほど炭酸水をボトルに残し、その中にいつも使用しているシャンプーを2-3プッシュします。ボトルごとシャカシャカと軽く振って、炭酸シャンプーの出来上がりです。
洗髪方法の③⇒⑤まで行ってください。シャンプーを洗い流すのはお湯でいいでしょう。炭酸水が余っているようでしたらすすぎも炭酸水でOKです。
まとめ
すっきりさせたいからと洗いすぎはNGです。頭皮はやさしくマッサージするように洗いましょう。
炭酸シャンプーは個人によって使用感に差があるかと思いますが、中には「サラッサラッになって感動した!」という口コミもあります。炭酸水が余ったら、ウイスキーでハイボールでも作りましょう。
たいして費用はかかりませんので、是非ためしてみてくださいね!
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