非常事態宣言下、全体的に大きくなったからだを「しゅっ」とさせたい!と悩んでいる男性は多いのではないでしょうか?
「痩せたい・・でも過酷な食事制限やおっくうな運動はしたくない。」この思考回路がデブ化を促進しているとはわかっているものの、なんとか苦しい努力をせずに理想の体を得ることはできないものだろうか?
と自分にあったダイエット方法を日々、模索している男性におすすめのダイエット方法をご紹介しましょう。
ダイエットの王道はカロリー制限?
アサヒグループ食品株式会社実施したダイエットに関する意識調査によると、ダイエットをする際、まず行う方法として食事に関する改善と答えた人は70%以上にのぼっています。
内訳としては、「間食をやめる」「低カロリーとされる食品・食事を選ぶ」「ダイエット食品を利用する」という結果に。
一方で、自宅の運動やジムといった体を動かすダイエットを挙げた人は30%未満に。やはり、体を動かすダイエットよりも食事を改善するほうが取り掛かりやすいのかもしれません。
美しい体形には運動が不可欠?
ダイエットの成功に定評のあるライザップでは、食事指導に加えて、科学的なメソッドによるトレーニングを行っています。
これは、ただ痩せるだけでは、理想の体にはならないということ。運動をして体に筋肉をつけることで、メリハリのあるボディが手に入ります。
やはり、ある程度の運動は、食事制限と合わせて行ったほうが、効果が高いといえるしょう。
面倒くさがりには「トランポリンダイエット」
そこで、面倒くさがり、運動嫌いにおすすめなのが自宅で行える「ミニ・トランポリン」です。えっトランポリンって運動になるの?と不思議に思った方もいるでしょう。
実はこのトランポリンダイエット、アメリカのハリウッドセレブがワークアウトに取り入れたことから、人気に火が付いたといわれています。
また、NASA / 航空宇宙局による研究で、その効果の高さが立証されたことで、さらに話題を呼びました。実際にやってみると、意外にハード。不安定なトランポリンの上で動き回るため、下半身や腹部が集注的に鍛えられます。
トランポリンは、関節に掛る衝撃が87%も緩和されるため、ランニングのように膝や足首を痛めるリスクが低くなるというメリットもあります。
5分程度で1kmのジョギングと同じ効果がある?
トランポリンダイエットを紹介しているサイトには、「5分程度で、1kmのジョギングと同じ効果がある」としています。
厚生労働省「健康づくりのための運動指針」の中で、METS法という消費カロリー計算法を用いてそれぞれの運動における消費カロリーを公表しています。
消費カロリーはメッツと運動時間に比例するため、メッツが大きい方が、そして運動時間が長い方が消費カロリーは大きいということになります。
※METS・メッツとは、身体活動の強さを、安静時の何倍に相当するかで表す単位。座って安静にしている状態が1メッツ
■:トランポリン3.5メッツ
■:ジョギング7.0メッツ
■:水泳(クロール)8.0メッツ
■:水泳(平泳ぎ)10.0メッツ
トランポリンはジョギングの半分の身体活動強さ、カロリー消費量が半分となります。残念ながら、5分で1kmのジョギングと同じ効果ではなく、半分程度の効果といえるようです。
どちらかというと、ウオーキングと同じ効果と考えてよいかもしれません。とはいえ、このような状況ですので、室内でいつでも、手軽にできるというメリットがありますので、トライしてみる価値はあるかもしれません。
免疫力の向上やむくみにも効果がある!
トランポリンには、運動効果だけでなく、むくみや免疫力向上も効果があるといわれています。コロナ感染予防が叫ばれる現状、免疫力をあげるのは最重要課題です。
そもそも、むくみが起きる原因は、リンパ液や血液の流れが滞ることからおこります。また、冷えや運動不足も原因になります。トランポリンでジャンプすることで、体全体の血流やリンパの流れが良くなり、むくみや解消、免疫力アップにもつながります。
体力のない方は、最初慣れないので、1日1分、2日目は、2分と、徐々に時間を増やしていきましょう。
有酸素運動としては、15分過ぎたころから効果が現れるといわれていますので、一日20分程度、トランポリンを行えるようになるとダイエットや健康効果が期待できます。
トランポリンはどこで手に入れる?
ミニトランポリンは、Amazonや楽天で3000円程度から販売されています。ただ、あまり低価格のものだと、耐久性がやや低い場合もありますので、購入者のレビューなどを参考に自分にあったものを選びましょう。
以上、ぐーたらな人もたたジャンプするだけでダイエットできる「トランポリン」。テレビを見ながらなら、ダイエットできるなんて夢のようです。トランポリンは大人だけではなく、子供も楽しめるスポーツ。
自宅待機の長い子供と一緒にトランポリンでダイエットもいいのでは?とはいえ、くれぐれもケガややり過ぎにはご注意を。外出自粛要請が解けて、外出できようになるまでに、理想の体を手に入れましょう。
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