LINEで「遅刻します」って社会人としてあり?!驚きのビジネス新常識

ビジネス

最近、とみに増えている電車の運行遅延。通勤途中に、電車がいきなり緊急停止。「わーっ遅刻しちゃうかも!」と焦ることありませんか?

とくに何の予定もなければ、のんびり出勤できますが、朝いちで会議、大事な打ち合わせの予定があったりすると本当に自分の運の悪さを呪います。

急いで、会社に連絡したいところですが、車内で通話はご法度。さりとて、動き出した後に、電車を降りて、電話も面倒だし、「上司に思い切ってLINEってどうよ?」と思ったことありませんか?

LINE利用者は70%以上!「50代も67.9%」

すっかり定着したSNS。なかでもLINEの利用率はダントツの高さです。
ジャストシステムが『SNSの利用実態についてのアンケート調査』を実施したところ、現在使っているSNSサービスはは、“LINE”(74.5%)が最も多く、“Twitter”(43.1%)、“Facebook”(42.7%)

“Instagram”(15.9%)との結果に。中でも、LINEは、昨年と比較し、30代は67.0%から73.3%、40代は60.7%から65.0%、50代は57.9%から67.9%と、いずれの世代でも利用率が伸びています。特に50代の伸びは著しく、10%も大幅にアップしている結果になりました。

LINEじゃなくてメールならOK?

自分と年齢に近い社会人や上司であれば、ほぼLINEを利用しているといっても過言ではないでしょう。とはいえ、やはり気になるのが、ビジネスマナー。

上司への報告は直接もしくは、電話ですることが常識とよくいわれています。しかし、このビジネスマナー、IT導入以前の、コミュニケーションツールが電話の時代だったからともいえます。一般社団法人日本ビジネスメール協会によれば、現在、ビジネスコミュニケーションのツールとして、“メール”(98.33%)が最も多く、“電話”(92.67%)、と続きます。

電話できない状況であれば、とりいそぎ、メールやショートメールで状況を報告するというのも、それほどマナー違反ではなさそうです。

 

職場のルールに従うのがベター

一方、Web上では、“電話で直接が当然”や“メールならOK”、“LINEも職場でグループを作っているので、欠勤の連絡や業務連絡もそれでOK”、“Twitterでつぶやく”などびっくりの常識も。

どうやら、職場によってそのルールはさまざまのようです。まずは、同僚や上司に相談するのが一番、失敗がなさそうです。

これまでは、電話連絡が普通だったとしても、案外、SNSに理解があり、手段よりも、きちんと時間内に報告をくれたほうがいいと考える上司もいるかもしれません。LINEは、メールよりも簡単にメッセージを送れますので、効率化という点においても、優れものです。

まとめ

以上、社内のコミュニケーションツールについて考えてみました。

今後、メール以上にSNSが社内で活用される可能性は高いですが、同社の調査によれば、初めて会う相手からの連絡方法として、失礼だと思うツールは「LINE」(50.87%)、「Twitter」(41.73%)、「Facebook」(35.00%)とありますので、SNSは、仕事で外部の人への初めての連絡には避けたほうがよい手段だといえるでしょう。

その時の利用状況やメッセージを送る相手に合わせて、上手く活用していきたいですね!

間違えたら即アウト!あなたの「席次のビジネスマナー」本当に大丈夫?

2020年5月30日