コロナ太り解消!ダイエット中に食べるなら冷やご飯?

ダイエット

コロナ太りのためダイエットを始めたという人も多いのではないでしょうか。人間の体は季節によってリズムがあるため、理論的にもダイエットを始めるのは、初夏は最適な季節です。

短期的に効果のでやすい、炭水化物抜きダイエットなどカロリー制限のダイエット方法が人気ですが、自宅(しかもテレワークなので三食)で食べる食事に炭水化物は欠かせないという男性にグッドニュースをお届けしましょう。

 ごはんもパスタも冷やせばカロリーオフ?

英国BBCのオンラインニュースによると、スリランカの研究者が、冷えたご飯は、カロリーを低減するという調査結果を発表いています。

記事では、お米と水、ココナッツオイル(小さじ1)を入れ、40分間、炊いて、その後、冷蔵庫で半日(12時間ほど)冷やすと、最大60%までカロリーを減らせるというもの。

これは、パスタでも同様の研究結果が得られており、冷蔵庫で半日冷やすのがポイントのようです。

 なぜ冷やすとカロリーが減る?

これは、お米に含まれるでんぷんが冷えることで、難消化性でんぷん=レジスタントスターチへと姿を変えるためです。この難消化性でんぷんとは、胃で消化されにくく、小腸では、吸収されずに大腸まで届くのが特徴。

食物繊維とよく似た働きをして、腸をきれいにしてくれます。つまり、消化しにくいので、摂取カロリーも減るというわけ。

英国の栄養財団の専門家によると、難消化性でんぷんは、消化と腸の健康を向上させるだけでなく、血糖値を上げにくくすると述べています。

これは、ダイエットの大敵、脂肪の蓄積にも関連します。つまり、血糖値が上がると、脂肪を体にためこむホルモン、インスリンが分泌される。反対に血糖値の上昇が緩やかであれば、インスリンの働きも穏やかになり、脂肪の蓄積が抑えられるというわけ。

まとめ

ダイエット中、どうしても炭水化物をとりたくなったら、12時間冷蔵庫で冷やしたご飯を食べましょう。分量は通常通りでもカロリーは最大60%低減するため、満足度は高いはず。

ご飯の調理方法は、普通に炊飯器で炊いて、冷蔵庫で冷やしてOK。家族で体重が増加してしまったというお宅は、奥様にも是非教えてあげてください。大好きな炭水化物を諦めずにすむので、少々冷たいことは、我慢して下さいね!

【参考】
「Eat rice cold for fewer calories」- BBC News Services