コロナ不況により、節約もかねて、家庭菜園に興味を持つ人が多いようです。とはいえ、実際にやらない理由としては、手間がかかる、ムシが嫌い、考えたよりもコストが掛り節約にならない、などが挙げられています。
今回は、働いている男性でも、栽培に負担にならない超入門のプランター菜園を紹介しましょう。野菜が高騰している今、妻も喜ぶこと間違いなしです!
野菜の高騰だけでなく、給料が下がる!?食費を節約したい!
今年は、春の関東地方の天候不順による収穫の遅れや、新型コロナウイルスの感染拡大による巣ごもり消費の増加による首都圏を中心としたスーパーへの供給不足などで、野菜の価格が高騰しています。
さらに、恐ろしいことですが、コロナの影響により、日本の経済不況はこれから始まるといっても過言ではありません。物価の下落基調は今後進むのでしょうが、給料自体が下がれば、デフレの恩恵も微々たるもの。
生活に欠かせない食品は、買わないわけにはいかず、結果、食費がかさむという流れに。おそらく多くの日本人がボーナスを期待できない今年の夏。節約を兼ねて野菜を自宅で栽培してみるのはどうでしょう?
失敗しない!?家庭菜園
家庭菜園といえば、専業主婦やリタイヤ組など、比較的、時間の融通が効いたり、余裕のある人達の趣味と考えている人は多いのではないでしょうか?
確かに、トマトやキュウリなど実がなる野菜は、土づくりから、手間をかけて育てないと、美味しいものが出来ない場合もありますが、葉物野菜などは、手間をかけずに短期で収穫できるものも。
最初に、失敗してしまうと、やる気がなくなってしまうので、まずは、自分が食べたいものよりも、失敗しない野菜を選ぶことが重要でしょう。
ムシが嫌いでも大丈夫!「しいたけ」
野菜は好きでも、ムシが嫌いという男性も多いはず。そういった人にお勧めは、しいたけの栽培です。しいたけ栽培キットが、Amazonや楽天で、販売されています。
例えば、森産業の「もりのしいたけ農園」。価格は1300円程度です。一日に2~3回、霧吹きなどで、水を与えるだけで、3日~1週間ほどで、シイタケが収穫できます。
1回あたり、20~30個収穫でき、HPによれば、菌床は、3~4回ほど使用可能とのこと。おすすめレシピは、バターの醤油焼き。また、あまったシイタケは冷蔵保存にする美味しいとか。
しいたけ栽培にもっとも適している時期は、4~6月及び9~10月。とはいえ、あくまでもしいたけ栽培に適している時期なので、その他の時期にも、立派に育つそうです。
ただ、夏の時期には(特に30℃以上)しいたけ菌が死滅し、生えない場合も。これから栽培する場合は、なるべく涼しいところで栽培するのが良いでしょう。
サラダや味噌汁に最適!何度も栽培可能な「カイワレ」
ガン予防にもなるといわれ、人気のあるスプラウト(発芽野菜)。
代表選手といえば、カイワレでしょう。このカイワレも比較的簡単に栽培できます。
JAみのりのHP「野菜日記」によると切り取ったあとも、根っこの部分を再利用すれば、また、すくすくとカイワレが育ってくるそうです。なんと経済的!簡単カイワレの育て方です。
- カイワレの種を購入し、クッキングペーパーを1cmほどに重ねて、苗床にします。
- 苗床がびっしょりぬれるぐらいたっぷりの水を入れて、適当にカイワレの種を蒔き、発芽するまで、ダンボールを被せ、暗くします。
- 発芽したら、霧吹きで水をやり、1週間~2週間くらいで食べられるようになるとのこと。
プランター栽培に挑戦!サンチュ&万願寺とうがらし
ムシがそんなに苦手じゃない!という方には、プランター栽培に挑戦してみよう。
おすすめは、サンチュと万願寺とうがらしです。サンチュは、食味も良く、焼肉やサラダに最適ですよね。種から育成するよりも、苗を購入し、コンテナで栽培するのがおすすめです。
万願寺とうがらしは、大正時代から京都の万願寺周辺で栽培されている辛味のない甘とうがらし。
サンチュ同様、苗を購入し、植え付けをします。種類も多く、そのまま水やりをすれば、すくすくと育ち、実を着ける。
あまりムシがつかないので、育てやすいそう。さっと焼いて醤油をかければ、ビールのおつまみに最適です。
まとめ
以上、働いていても、比較的簡単に出来る野菜を紹介したがいかがでしょうか?
自分の作った新鮮な野菜を食べられるというのは、なかなか出来ない貴重な体験です。
実際のところ時間や手間等を考慮すると節約には直結しないかもしれませんが、手間がかかっても安心で安全な食材を食べたいという人には、家族全員で野菜作りに挑戦するのも楽しい経験になりそうです。
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