初夏から紫外線は急増する?自分にあった美白成分で日焼けを回避!男の肌講座

メンズ美容

すっかり、日差しも暖かくなり、街を歩くのが気持ちいい季節になりました。ご存じのように春から初夏にかけては、紫外線量が急増する季節。

紫外線対策の重要性は理解していても、美白化粧品って沢山ありすぎて、何を使っていいのか、迷ってしまうという男性も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、多くの人が支持する化粧品の美白成分について簡単に紹介しましょう。

30代・40代男性で日焼けをしたくないが7割以上

メンズスキンケアブランド BULK HOMME(以下、バルクオム)男性300名を対象に日焼けに関するインターネット調査を行っています。

調査の結果、【日焼けをできるだけしたくない】、【絶対にしたくない】と回答した男性は、69.7%。20代は59.1%に対して、30代では73%、40代では76.1%となりました。

年代が上がるにつれて、美肌対策のためか、日焼けしたくない人が増えるようです。

尚、【日焼けをできるだけしたくない】、【絶対にしたくない】と回答した男性のスキンケア方法は、1位洗顔、2位保湿ケア、日焼け止めを塗るは3位。

日焼けをした後のアフターフォローは、1位シャワーを浴びる、2位水分補給、保湿は3位。紫外線対策として日焼け止めを塗っていると答えた男性の16.9%が日焼け止めを1年中使用。

20代、30代ではともに20.8%と5人に1人の割合で日焼け止めを1年中日使用しています。また、日焼け止めを5・6月から使用する男性の割合が35.2%と1番多いとのこと。

美白意識の高い男性が増えているということがわかりますね。

 

美白するには?

美白するには、日焼けをしないことが一番の予防になります。以前の記事「男の紫外線対策!日焼け止めはどれを選ぶ? 」を参考に、まず自分に合った日焼け止めを購入しましょう。

日焼け止めは、洗顔⇒化粧水⇒日焼け止めの順番に塗りましょう。

ご存じのように、日焼け止めを塗っても100%日焼けは防げません。

年齢とともに、顔のくすみが目立つ、全体的に肌をトーンアップしたいなど、日焼けしやすい季節に、シミの予防を目指すなら、美白成分の入った化粧水に変更する、または美容液を追加するのもいいかもしれません。

まず注意したいのは、できてしまっているシミやそばかすは化粧品で消すことは難しいということです。

「医薬部外品」の美容液において美白ケアとは、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを予防すること。尚、「化粧品」に分類される美容液は、美白効果を謳うことができません。

すでにできてしまったシミ・そばかすを消すのは難しく、あくまでも予防と覚えておきましょう

人気の美白成分は?

美白効果と安全性が認められている成分として、ビタミンC誘導体、トラネキサム酸、アルブチン、コウジ酸、リノール酸S、ルシノール(4-n-ブチルレゾルシノール)があります。

有効成分とは、医薬部外品として美白効果と安全性が厚生労働省から認められた成分のことです。

化粧品に使用される主な美白成分

  • カモミラET ※メラニンの増殖を阻害。肌の弱いでも使用しやすい。
  • トラネキサム酸 ※紫外線ダメージによるシミを抑制
  • ビタミンC誘導体 ※活性酸素の除去やニキビの色素沈着の防止・シミを抑制
  • アルブチン ※シミ・そばかすの予防効果
  • コウジ酸 ※メラニンの増殖を阻害、シミやくすみニキビの色素沈着の防止
  • リノール酸S ※メラニンの生成を抑制し、メラニンの排出を促す
  • ルシノール ※メラニンを抑制する
  • ナイアシンアミド ※メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ、しわの予防も期待
  • 4MSK (4-メトキシサリチル酸カリウム塩)※メラニンを予防・排出を促す

 

※「アルブチン」「トラネキサム酸」が配合されている商品はビタミンC配合のものより保湿に優れ
た傾向にあります。

効能

  • シミの予防
    カモミラET、トラネキサム酸、アルブチン、コウジ酸、エラグ酸、ルシノール等 ナイアシンアミド
  • シミの排出効果
    Dメラノ、4MSK、エナジーシグナルAMP等
  • 予防と排出効果
    ビタミンC誘導体、リノールS酸

 

 

2,000円までの手ごろで優秀な化粧水

有効と認められた人気の美白成分が配合されたお手頃な化粧品を紹介しましょう。※順不同

白潤プレミアム 薬用浸透美白化粧水(肌ラボ)
【医薬部外品】

 

◆参考価格:990円(税抜)/170mL
低価格で高品質な化粧品が揃うブランド・肌ラボの「白潤プレミアム 薬用浸透美白化粧水」です。シミ予防のトラネキサム酸と予防と排出を促すビタミンⅭ誘導体が配合されています。

  • トラネキサム酸
  • ビタミンC誘導体
  • 2種類のヒアルロン酸

 

 

美白化粧水 W しっとりタイプ(ちふれ)
【医薬部外品】

 

◆参考価格:¥1,200~¥1,210 円(税抜)/180mL
ちふれの「美白化粧水 W しっとりタイプ」予防&改善の両面から美白にアプローチできます。こちらも白潤同様、美白成分が2種類配合されています。保湿成分も2種類配合されています。

  • 安定型ビタミンC誘導体
  • アルブチン
  • ヒアルロン酸・トレハロース

 

モイスチュアマイルド ホワイト パーフェクトエッセンス(KOSE)
[医薬部外品]

◆参考価格:¥878~¥1,1550円(税抜)/230mL
「モイスチュアマイルド ホワイト パーフェクトエッセンス」
は、この値段にしては破格の美白成分
ナイアシンアミドが含まれています。シミの予防に加えて、しわの予防もできる優れものです。
また、これ1品で、化粧水、美容液、乳液の3役をこなせるお得な薬用美白エッセンスローション。

  • ナイアシンアミド
  • アスコルビン酸(ビタミンC)
  • 高濃度ヒアルロン酸・ローヤルゼリー・コラーゲン

 

アクアレーベル オールインワン スペシャルジェルクリーム(資生堂)
【医薬部部外品】

◆参考価格:1900円(税抜)/90g
「アクアレーベル オールインワン スペシャルジェルクリーム」は資生堂が開発した独自の美白有効成分4MSKやチャージアミノ酸をはじめとする美容成分をたっぷり含んだ濃密なジェル。こちらも洗顔後は、これ1個でOK。化粧水、美容液、乳液の3つの役割を果たすオールインワンジェル。

  • 4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)
  • チャージアミノ酸
  • コラーゲン・wヒアルロン酸・ソイ酵母エキス・紅茶エキス

2,000円~10,000円越え!の高機能美白化粧品

とにかく一度は、最高級のものを使ってみたい!という方におすすめです。紹介する化粧品はどれも実力派の美白化粧品です。

口コミでも人気の高い商品ですが、実は主な成分としては、前述した2,000円以内のコスパの高い化粧品にも含まれているものも(配合量が違うと思います)。

資生堂のHAKUの4MSKは、同社の別ブランド、アクアレーベル オールインワン スペシャルジェルクリームにも配合されています。

また、最後に紹介するSK-IIに配合されている D‐メラノ™(ニコチン酸アミドW)は、ナイアシンアミドの1種です。こちらもKOSEのモイスチュアマイルド ホワイト パーフェクトエッセンスに、同じものではありませんが、ナイアシンアミドが配合されています。

 HAKU メラノフォーカスV (資生堂)
【医薬部外品】

◆参考価格:¥8,800~¥11,000円(税抜)/45g
「資生堂HAKU」
は、発売から15周年のロングセラー商品。そのためか、口コミで白くなったという声が多い商品。美白成分はどちらも、資生堂が開発した成分です。

4MSKは、皮膚の角質を軟化させる薬である“サリチル酸”の誘導体。m-トラネキサム酸は、シミ部位の慢性微弱炎症状態に作用します。トラネキサム酸はアミノ酸の一種で抗炎症・抗アレルギー効果や止血効果を持ち、湿疹・じんましんの治療や止血、肝斑の治療で用いられています。予防というより出来たシミに対するアプローチに期待できるということでしょうか。

  • 4MSK
  • m-トラネキサム酸

 

 

第一三共ヘルスケア トランシーノ薬用ホワイトニングエッセンスEXⅡ

◆参考価格:6100円(税抜)/30g
トランシーノ薬用ホワイトニングエッセンスEXⅡは、美白有効成分「トラネキサム酸」がメラニン生成を促す「しみ情報」をブロック。しみの根源にアプローチします。美白有効成分「トラネキサム酸」など、美容成分の浸透を助け、角質層まで送り込む、「トラネキサム酸ブースト処方」を採用。

  • トラネキサム酸
  • トラネキサム酸ブースト
  • トレハロース

 

 

SK-II ジェノプティクス オーラ エッセンス(P&Gプレステージ合同会社)

◆参考価格:16000円(税抜)/30ml
ジェノプティクス オーラ エッセンスは、美白有効成分を含む独自の新複合成分を配合。主な美白成分は、D‐メラノ™(ニコチン酸アミドW)。水溶性のビタミン「ナイアシン(別名ビタミンB3)」の一種でナイアシンアミドとも呼ばれます。D‐メラノ™は、2007年に厚生労働省から認可を受けた新しい美白成分です。ナイアシン(ビタミンB3)の効能は、皮膚・粘膜の再生や健康を維持し、肌荒れや口の炎症を防ぎます。ピテラ™は、酵母由来の整肌保湿成分です。
  • 濃縮SK-IIピテラ™*(特別な酵母の発酵から生まれるピテラ™を濃縮したもの。)
  • D-メラノ™*
  • プルーンエキス、プラムエキス、ピクセルホワイトTM *5

 

まとめ

以上、人気美白化粧品の美白成分について紹介しましたが、いかがでしょうか?美白化粧品の多くは、美白成分+保湿成分から成っているようです。

お肌が比較的元気な30代であれば、2,000円以内の化粧品でコスパの高いものがありますので、そちらがおすすめです。

シミが定着しやすい40代以上は、メラニン生成を抑制する働きのあるトラネキサム酸で積極的にシミ

を予防するなど、自分にあった有効成分でさらなる美白を目指してはいかがでしょうか?

ただ化粧品だけではお肌はきれいになりません。ビタミンⅭを積極的にとる、バランスのよい食事にするなど、食生活も大事です。体の内側からも美白に努めましょう。

 

【参考】

【男性の日焼けに関する意識調査結果】30代・40代男性で日焼けをしたくないが7割以上 – PRTIMES

肌ラボ 白潤プレミアム 薬用浸透美白化粧水商品情報 – ロート製薬株式会社

モイスチュアマイルド ホワイト パーフェクトエッセンス商品情報 – KOSE

ちふれ ローション美白化粧水 W – ちふれ

HAKU商品情報 – 資生堂

美白有効成分「トラネキサム酸」 – 第一三共ヘルスケア

SK-II ジェノプティクス オーラ エッセンス – P&Gプレステージ合同会社