新入社員が美容男子だったら?知っておきたい驚きの男性コスメ事情!

メンズ美容

春は、異動や新入社員の入社など、新しい出会いの季節です。新人だったら、「爽やかで、素直」、上司だったら、「仕事が出来て、気遣い上手」、その上、イケメンだったら、いう事なしです。こういった女性の願望を反映してか、最近、男性でも美容に強い関心を持つ人が増えているようです。

フランスのマクロン大統領は、就任後3か月で日本円にして300万円ほど美容にお金をかけたともいわれています。現代のビジネスマンにとって「外見を整える」ことは重要な課題のひとつと捉えてもいいのかもしれません。

男性のエステ・化粧品市場は急成長!

富士経済の調査によると、男性用フェイスケア用品の売上は2006年の142億円から、2018年の売上は1,175億円と7年連続増加を見込んでおり、市場が飽和状態にある女性向け化粧品市場に比べ、まだ伸びしろが大いに期待できると予測しています。

以前に比べ、ドラッグストアやデパートなどでも、メンズコスメコーナーを見かけることが多くなっています。メンズコスメは、化粧水やクリームなどのスキンケア、汗や匂いケアの商品が主流です。

男性の57.3%はスキンケア・ヘアケアに興味がある!

美容に興味があるのは、若い人だけなのでは?と考えがちですが、実は、30代~50代の中高年男性にもスキンケアに関心を寄せる人が増えています。

男性も職場で身だしなみを見られる時代となり、特に管理職などは外見を意識し始めていることが理由のようです。株式会社インテージの調査によると、男性自身のスキンケア、ヘアケアへの関心は57.8%が“関心がある”結果となりました。

さらに外見や肌については「白髪」や「薄毛」といった頭髪関連と並んで、「乾燥・かさつき」「テカリ・べたつき」といった肌質に関しても意識が向いていることがわかりました。

意外に男性の美活に寛容?7割の女性が肯定的!

スキンケア程度なら、むしろ積極的に自分の彼氏や夫におすすめしたいところですが、さすがに「ファンデーション」を使用し始めたら、どうでしょう?一昔前なら、あっち系の人なのでは?と社内であらぬ疑いをかけられること間違いなしです。

しかし、現代では、男性が美しくなることについて、理解が深まりつつあるようです。株式会社ウィンフィールド・ライフリサーチが、全国の10代~70代の女性514人を対象に「美容男子」について調査を実施したところ、男性のファンデーション利用について72%の女性が肯定的な意見を持っているという結果に。

一方、「スキンケア以外はNG」や「ありえない」といった保守的な意見も28%とそれなりに存在します。

まとめ

以上、男性の美容事情について簡単に紹介しましたが、いかがでしょうか?広い世代で男性が美容に関心を寄せており、さらにそんな男性に理解を示す女性が増えていることがおわかり頂けたかと思います。

これから、新しい出会いの場で、自分とは異なる嗜好を持った人に会う機会も増えると思いますが、「男性なのにお化粧してる!」と先入観を持つだけでなく、「身だしなみや外見を意識している人なのかな?」など、理解を示せると、共通の話題も見つけやすくなるとともに、人との出会いが広がりそうです。