目からウロコの温泉効果!?コロナで疲れた心とお肌を温泉で癒そう!

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今週は待ちに待った三連休ですね。go to キャンペーンを活用して、紅葉狩りや行楽地に行くことを予定している人も多いのではないでしょうか。ただ、ちょっと心配なのは、コロナの感染者数が急激に増えていることですよね。「遠方に行くのはちょっと・・」という方は、気心の知れた友達・家族や恋人同士で、気軽に行ける日帰り温泉などはどうでしょうか?

日頃の仕事のストレスや酷暑の疲れを癒すのは、もちろんのこと、癒しに加えて美活としても人気があります。

男性も温泉は大好き!だと思いますが、せっかく温泉に行くのだから、癒されるだけでなく、美肌効果も併せて狙ってみてはどうでしょうか?そこで、今回は、一つの泉質の効能だけでなく、組み合わせる事で、さらに温泉の効果を高める「機能温泉浴」に注目してみましょう!

温泉の分類方法!

温泉には、いくつか分類方法があり、その一つとして、水素イオン濃度(pH)で分類する方法があります。

濃度により、5つに分類されます。低くなれば酸性が強く、高くなるとアルカリ性が強くなります。国内でもっとも強酸性泉は、秋田県の玉川温泉(pH1.2)、強アルカリ性泉は、長野県の白馬八方温泉(pH11)といわれています。

温泉の分類方法

■:酸性泉……pH3未満

■:弱酸性泉……pH3~6未満

■:中性泉……pH6~7.5未満

■:弱アルカリ性泉……pH7.5~8.5未満

■:アルカリ性泉……pH8.5以上

 

アルカリ性温泉VS酸性温泉!どっちが美肌づくりに効果的?

一般的に美肌の湯は、アルカリ性泉が多いといわれています。日本3大美人の湯はといわれている温泉のpH値は、だいたい8~8.5 です。これは、アルカリ性のお湯は、タンパク質と結びつき、石鹸のように余分な皮脂や汚れをとり、ツルツルのお肌にします。

一方、酸性泉は、pH値3~6未満の弱酸性泉であれば、肌のpH値とも近いため、保湿効果や引き締め効果があります。さらにpH3未満の酸性泉は、殺菌作用や古い角質を剥がすピーリング効果があります。

どちらが良いというよりも、自分の肌質に合わせて、選ぶのがベストです。刺激の強い泉質(酸性泉や硫黄泉)に、長時間入ったり、温泉成分がついたままにすると、湯ただれや、お肌の乾燥、肌荒れの原因になる可能性も。

湯船から出る時にシャワーで流す、長時間入らない等、入り方にも気を付けたいですね。

一般的に美肌の湯は、アルカリ性泉が多いといわれています。日本3大美人の湯はといわれている温泉のpH値は、だいたい8~8.5 です。

 

『日本3大美人の湯』

■:川中温泉(群馬県)  硫酸塩泉pH値8.4

■:龍神温泉(和歌山県) ナトリウム炭酸水素塩泉pH値7.8

■:湯の川温泉(島根県) 弱アルカリ性単純泉 pH値8.4

 

美肌に最強!温泉の効果を高める「機能温泉浴」とは?

大分県の公式観光情報サイト『ツーリズムおおいた』によると、7種類もの泉質をもつ大分では、泉質や効果の異なる温泉を上手に組み合わせて、温泉の効果を高める入浴法を機能温泉浴としています。

例えば、「クレンジング」+「保湿」効果の機能温泉浴として、「明礬温泉」+「鉄輪(かんなわ)」温泉。一湯目は、硫黄泉で強酸性(ピーリング効果)そして多量のアルミニウムイオンで皮脂と汚れを除いて「一皮むいた」後に、

2湯目に、弱酸性でメタケイ酸たっぷりの肌にやさしいしっとり仕上げる2湯めぐりや、中性硫黄泉+弱アルカリ性重曹泉でウルトラつるつる肌2湯めぐりなど、組み合わせで、効果があがる温泉の入り方を推奨しています。

日本一のおんせん県ならでは☆温泉の楽しみ方いろいろ☆ | Seasonal information | 日本一の「おんせん県」大分県の観光情報公式サイト

“おんせん県おおいた”は、 温泉の源泉数(4,385孔)・湧出量(281,331ℓ/分)ともに 日本一!です。 さらには「大分に来れば、世界中にある温泉地に行ったのと同じ」と言われるほど、数多くの泉質が存在しています。 そんな大分県は、まさに”温泉パラダイス”。 ただ入るだけじゃない、とっておきの楽しみ方を教えします☆ ※営業時間、料金等の詳細は各HPをご覧ください。 …

近場の温泉で機能温泉浴!癒し効果倍増

さすがに大分までは、いけないという方も、近場の温泉で、似たような泉質の温泉を選べば大丈夫です。

首都圏から近い箱根は、歩いて湯めぐりというわけには行きませんが、泉質は、アルカリ性単純温泉、食塩泉(ナトリウム-塩化物泉)、石膏泉(カルシウム-硫酸泉)など約20種類に及びます。

例えば、姥子、湯ノ花沢、芦之湯の硫黄泉でお肌をデトックスした後、湯本の保湿効果のある硫酸塩泉に入るなど、自分で組合わせを考えながら、予定を立てるのも楽しそうです。

以上、2つの泉質を組み合わせて、より温泉の効果を高める機能温泉浴についてご紹介しましたが、いかがでしょうか?

美肌以外にも、弱アルカリ湯の後に、ちょっぴり酸性の2湯目に入ると、ストレスが減少することが、大分大学医学部の青野裕士准教授の研究で証明されているそうです。

弱アルカリ性+酸性=ストレス削減と覚えておけば、温泉を選ぶ時に役に立ちそうです。温泉2湯めぐりにぜひ挑戦してみてください!

【参考】

女子旅で行きたい!美肌になれる箱根の温泉7選 – 箱根なび-